平成23年度 川崎市民アルプス登山「日本百名山 槍ヶ岳3180mまたはサブルート天狗平」

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主催:(財)川崎市体育協会 主管:川崎市山岳協会 後援:川崎市

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概 要  北アルプス主峰槍ヶ岳3180mを目指します。本隊は槍沢ロッジから6時間かけ頂上を目指し、4時間でロッジまで往復する健脚向けコースです。体力、脚力に自信のない方は槍ヶ岳の美しい展望が得られる天狗平(氷河公園)を登ります。
期 日 8月19日(金)夜〜22日(月) 夜行2泊3日
集合場所時間 JR武蔵小杉駅南武線改札前 
19日(金)21時20分ごろより受付
予定コース 19日(金) 小杉駅前22時発→中央道調布IC ⇒(車中泊)
20日(土) ⇒松本IC→沢渡(乗換)→上高地〜槍沢ロッジ(泊)11Km 歩行5時間
21日(日) (1)メインルート 槍沢ロッジ1620m〜槍ヶ岳3180m〜槍沢ロッジ(泊)往復徒歩9時間 高度差1560m
(2)サブルート 槍沢ロッジ1620m〜天狗平2540m〜槍沢ロッジ(泊)往復徒歩5時間 高度差 920m
22日(月) 槍沢ロッジ〜上高地→松本IC⇒武蔵小杉着
参加費用 42,000円
(往復交通費、宿泊および5食代、傷害保険代、その他)
募集期間 平成23年7月1日〜15日(金)必着 7月10日着の申込みで定員を越えた場合は、以降の申込みはキャンセル待ちとさせて頂きます。
定 員 38名。定員超過の場合は当方で抽選させていただきます。
抽選結果は7月25日ころまでに通知いたします。
参加資格 市内在住、在勤、在学者で9時間以上(?は5時間以上)山道の登降に耐えられる人。
疾患(心臓障害、高血圧症その他)の方は医師と相談の上お申し込み下さい。
申込先 〒211-0051川崎市中原区宮内4-1-2 (財)川崎市体育協会市民登山係 電話044-739-8844
往復ハガキに郵便番号、住所、電話番号(以下、1名ずつ、ご家族の場合のみ複数名可)、氏名、フリガナ、性別、生年月日、年齢、希望ルート(1)/(2)を必ず記入してお申し込みください。(フリガナと生年月日は保険に必要です。)
指導者 川崎市山岳協会会員が「出発から解散」まで全コース案内いたします。
詳細はこちらのPDF(344KB)をご確認ください。
事前説明会 8月10日(水) 18時30分〜21時ミューザ川崎 音楽工房第2.3研修室(JR川崎駅西口)


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日程

2011年8月19日(金)夜~22日(月) 夜行2泊3日

人員

参加者32名 リーダ:矢幡、加藤、島貫、湯浅、小元、野口

概要

秋雨前線の南下により雨の3日間となってしまい、残念ながら槍が岳を登ることは出来ませんでした。
希望者を募り雨の中、雨具と傘を差し槍沢ロッヂから大曲まで往復3時間ほど歩き、記念写真を撮り下山しました。ロッヂので停滞にも文句を言わずお付き合いいただき本当に感謝申し上げます。
これに懲りず市民登山にまた参加いただきたいと思います。(川崎市山岳協会理事長 矢幡明樹)

日時 場所 行動
8月19日 武蔵小杉 23:15 ~23:30 キャンセル1名があり、参加者32名。
20日 沢渡 4:30 ~5:00 雨がすでに降っていた。
  上高地 5:30 ~6:15 朝食の各自の弁当を食べる
  明神  7:05 ~7:20  
  徳沢ロッヂ 8:10 ~8:30  
  横尾 9:30 ~10:00 昼食。人数カウント間違え?2人遅れたのかとヒヤヒヤ。
  一ノ俣 11:00 ~11:20  
  槍沢ロッヂ 12:00 ロッヂ新館貸切、1階は男性17名・2階女性21名。
21日 起床 4:00 朝からかなりの雨。
  朝食 5:00 天狗原チームは食堂で朝食。槍ヶ岳チームは談話室で朝食を摂りながら天候回復まち。
  槍沢ロッヂ   7:15 希望者21人+リーダ6名、雨具・傘をさし出発。
  ババ平 7:45    
  大曲 8:40 ~8:45 雨の中、記念撮影。
  ババ平   9:25  
  槍沢ロッヂ 10:10   ロッヂに戻ってからは各自親睦を深めた。登頂を目指した他のツアー客も、下山したらしい。
22日 起床 4:00 今日もかなりの雨。
  朝食 5:00  
  槍沢ロッヂ   6:00  
  一ノ俣 6:40 ~6:50  
  横尾 7:50 ~8:05  
  徳沢ロッヂ 9:00 ~9:20  
  明神 10:15 ~10:45 嘉門次小屋・明神池散策。河童橋まで自然探勝路歩きを楽しむ。河童橋で記念撮影。
  上高地
アルペン
ホテル
12:00 ~13:00 日帰り温泉と昼食で生き返る。
  上高地
バスセンター
  13:30 雨具を片付け、いざバスセンターへと思ったらまた雨。
  風穴道の駅     土産を買い込み、1切100円のスイカを頬ばる。甘い。
  双葉SE 16:15 ~16:30  
  石川P 18:00 ~18:10  
  登戸 18:50 ~18:55  
  武蔵小杉 19:30    





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矢幡記

 19日の天気予報では、秋雨前線が南下して、全国的に雨模様であるが、前線が太平洋岸まで南下する21日頃には長野県は曇りの予想。梅雨および秋雨のときは前線位置の少しの上下で天候が大きく変わるので、予想が外れることも多い。ともかく、この季節に秋雨前線にやられるとは予想していなかった。

19日(金)曇り:
19日夜の武蔵小杉出発は23時半。途中の時間調整を少なくして遅く出発として計画した。まだ、雨は降っていなかったが、途中で降り出した。

20日(土)雨:
途中30分程度の時間調整をして、沢渡到着4時30分。雨が降り続いている。シャトルバスに乗り換え。我々が一番早い。5時バス出発。雨でなければ大正池でバスを降りて歩く予定だったが、雨なのでバス・センターまで行くことにした。バス・センターの屋根の下で各自朝食の弁当を摂る。雨は強くはないが、それなりには降っているので雨具を着て、6時15分に出発。明神まで50分。天気がよければ明神池を見る時間をとる予定だったが、これも止めにして、単なる休憩。梓川の河原は昔と比べると荒れた感じがした。徳沢で休憩、横尾で大休止して、昼食の時間。小降りになったが、止むまでに至らない。一の俣で休憩後、槍沢ロッジに12時に到着。我々は新館をあてがわれ、貸切となった。1階は男、2階は女に部屋割りをした。午後はやることもなく、男性は飲み会となった。夕食は18時。明日の朝食は、槍ヶ岳コースは弁当を持ち5時出発、天狗原コースは食堂5時と決めて、弁当を配布。20時ごろには皆就寝したようである。

21日(日)雨:
4時起床。外を眺めると雨は割合強い。この状態で出発してもしょうがないので、槍ヶ岳コースの人は荷物の準備をして、新館談話室でお茶をもらい、弁当を食べて待機することにした。弁当はちらし寿司を棒状に固めたもので、なかなか美味しかった。食事を終えた6時になっても雨は一向に収まらず、天気予報も芳しくないので、頂上アタックは中止と決定。小降りとなったら少し上に行くことにして、各自部屋にもどる。どこにも行かなかったら、どのように時間をつぶすかをリーダで話し合う。登山のミニ机上講習会とか山の話でもしようか、となった。7時ごろ少し雨が小降りになったので、大曲の辺りまで散歩に行こうと皆を誘う。21名とリーダ6名で雨具を着て出発。一時小降りになっていた雨も出発頃にはまたしっかりと降り出していた。ババ平まで来ると樹林帯が切れてくるが、槍沢の上部は雲に隠れ、また、両側の岩壁には長大な滝が現出していた。上から降りてくるパーティも多くいた。聞くところによると、槍の肩での温度は3度とのことであった。大曲の少し上まで行って記念写真を撮って帰る。約2時間40分の散歩であった。丁度、空腹になる頃であり、朝と同じ弁当を食べたが、美味しいので抵抗感はなかった。午後は、男性は酒盛りと懇談、女性も新館でお子さんの婚活談義等で盛り上がっていた。また、入浴した人もいた。

22日(月)雨のち止む:
5時に食堂前集合で一番に食事をとり、6時に出発。今日も雨。一の俣、横尾、徳沢と休憩をとる。ようやく雨も止んできた。明神で右岸に渡り、大休止。明神池を訪れる人、嘉門次で岩魚の骨酒を飲む人等様々であった。遊歩道を通り、河童橋の近くで集合写真を撮って、上高地アルペン・ホテルへ。12時直前であり、風呂場のオープンと同時に皆、入浴。その後レストランで昼食。生ビールが美味かった。12時半にバス・センターで迎えのバスに乗り、道の駅「風穴」に寄って、武蔵小杉19時30分着。天気に恵まれなかったが無事終了。

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