平成25年度 初夏の川崎市民登山 日本百名山「燧ヶ岳」と「ニッコウキスゲの尾瀬沼・尾瀬ヶ原」

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主催:川崎市 および (公財)川崎スポーツ協会 主管:川崎市山岳協会

福島県と群馬県にまたがる夏の尾瀬「燧ヶ岳」を登山します。燧ヶ岳を登山する健脚コースと尾瀬沼から尾瀬ヶ原をめぐりニッコウキスゲなど高山植物を楽しむ一般コースを用意しました。

期 日 平成25年7月12日(金)22時 -14日(日) 19時
夜行1泊2日
集合場所 JR南武線 武蔵小杉駅21時30分より受付
予定コース <1日目>
JR武蔵小杉駅集合22:00出発⇒(首都高・東北道)⇒IC→七入~尾瀬御池~(マイクロバス)~沼山峠‐(1時間)‐大江湿原(ニッコウキスゲ見所)‐
●健脚コース
長英新道‐(登降4時間)‐燧ヶ岳(俎嵓2346m柴安嵓2356m)‐(登降3時間)‐見晴新
‐見晴・尾瀬小屋宿泊
●一般コース
大江湿原‐尾瀬沼ビジターセンタ‐尾瀬沼周回コース尾瀬沼山荘・沼尻‐白砂峠‐見晴・尾瀬小屋宿泊‐(登降5時間)
<2日目>
尾瀬小屋‐竜宮‐尾瀬ヶ原‐山の鼻‐(歩行4時間)
鳩待峠~(マイクロバス)~戸倉⇒白沢高原温泉「望郷の湯」(昼食、入浴)⇒沼田IC⇒関越道⇒練馬IC⇒JR武蔵小杉駅 19時頃解散予定
参加費用 28,000円(宿泊代、往復交通費、傷害保険代、昼食入浴料含)
募集期間 平成25年6月8日(土)~6月21日(金)必着
定 員 38名 定員超過の場合は抽選とさせていただきます。
ただし、6月14日までにお申し込み頂いた方を優先いたします。
抽選結果および参加費振込先等を6月25日(火)頃までに通知いたします。
参加資格 川崎市内在住、在勤、在学者で8時間以上の山道の登り下りに耐えられる人。
疾患(心臓障害、高血圧症その他)をお持ちの方は医師と相談の上お申し込み下さい。
健脚コースは行程が長く高低差700mを一気に登り、900mを下山するコースです。
途中エスケープルートがなく、初心者は一般コースをお願いします。
申込先 〒211-0051 川崎市中原区宮内4-1-2 (公財)川崎市スポーツ協会 市民登山係
往復ハガキに希望コース、氏名、フリガナ、郵便番号、住所、電話番号、性別、生年月日を必ず記入してお申し込みください。お仲間と参加の場合、同行者名を最後に記して下さい。
健脚コースは夜行バスで入山し山道を8時間以上の登降となりますので初心者には厳しいコースとなります。
事前説明会 6月27日(木)午後6時30分よりミューザ川崎研修室2・3(JR川崎駅西口5分)でコース持物、注意事項等ご説明いたしますので参加者は必ず出席ください。
指導者 川崎市山岳協会会員(日山協山岳指導員/川崎市スポーツ指導員)が出発から解散まで全コースご案内いたします。
注意 催行の一週前(7月5日)以降のキャンセルは10,000円、前日および当日のキャンセルは20,000円のキャンセル料を頂きます。


尾瀬小屋前にて 2013年7月14日

写真を右クリックし、「対象をファイルに保存」を選ぶと、大きい写真がダウンロードできます。

(公財)川崎スポーツ協会 主管 川崎市山岳協会 後援 川崎市

日程

2013年7月12日(金)-14日(日)

参加者

32名(男12名 女20名)

指導員

チーフリーダー布田(川山) サブリーダー田中(川山) 八島(橘) 小元(東芝) 菅原(NEC) 岩崎(川山) 

概要

 関東は連日の猛暑の中、今回の川崎市民登山はニッコウキスゲのシーズンである尾瀬に行きました。コースは燧ケ岳登頂を目指す健脚コースと尾瀬沼を散策する一般コースに分かれました。前夜7月12日22時に武蔵小杉駅をバスで出発し、翌日朝4時御池到着。出発時はじっとしているだけでも、汗が流れ落ちるような気温でしたが、御池は小雨模様で気温も低く、気候の違いを感じました。5時にシャトルバスに乗り換え、沼山峠に到着。5時40分全員で長蔵小屋を目指し出発。長蔵小屋で健脚コース(22名 リーダー4名)と一般コース(10名 リーダー2名)に分かれ登山・散策を開始しました。健脚コースは長英新道経由で11時30分燧ケ岳登頂後、見晴新道経由で15時見晴尾瀬小屋到着。一般コースは尾瀬沼と尾瀬ヶ原を散策後14時45分尾瀬小屋到着。小雨模様のあいにくの天気でしたが、両コースとも事故もなく、予定通りのコースと時間で尾瀬小屋に到着しました。
 尾瀬小屋ではリーダーを含め約20名が1室に集まり、山の経験や楽しさを語り合いました。
 翌13日雨はさらに強く本降りという天気でしたが、7時に尾瀬小屋を出発し、竜宮、山ノ鼻経由で、10時30分に鳩待峠到着。途中ニッコウキスゲが咲き誇る雨の尾瀬ヶ原を楽しみました。11時に鳩待峠を出発し、途中ホテルSLにて昼食、入浴後19時に武蔵小杉にて解散しました。全体に雨模様でしたが、それはそれで趣のある尾瀬を楽しみました。(岩崎)

燧ヶ岳(柴安嵓)山頂にて

上記の写真を右クリックし、「対象をファイルに保存」を選ぶと、大きい写真がダウンロードできます。

宮田さん(参加者)よりの感想

1日目(燧ケ岳)
雨前線の影響で生憎の天候でしたが、一昨年の10月と昨年の6月と相次いで荒天の為、中止となった燧ケ岳に登頂することができました。今回は初夏の尾瀬の山行でもあり、ニッコウキスゲを初めとする夏の花も魅力の一つでしたが、鹿の影響でニッコウキスゲは今一つという状況でした。それでも、大江湿原では、ヒオウギアヤメ、コバイケイソウ、サワラン等の花が咲き、燧ヶ岳登山道ではギンリョウソウ、マイヅルソウ、ゴゼンタチバナ、山頂付近ではシャクナゲ、イワカガミなど沢山の花が見られました。山頂からの眺望はガスがかかり望めませんでしたが、充実した山行でした。見晴への下山後は、宿泊先の小屋で懇親会があり楽しい時間を過ごすことがでしました。

2日目(尾瀬ヶ原縦断)
一夜明けた尾瀬も朝から雨模様。雨具を着込こみ、一路、山ノ鼻への尾瀬ヶ原縦断です。時折雨が強く降る中、30名を超す雨具のカラフルな行列は壮観でした。尾瀬ヶ原もやはり、ニッコキスゲは少ないものの、群生している場所もあり見応えがありました。その他キンコウカ、ヒオウギアヤメ、カキツバタ、サワラン、トキソウ等の花も楽しめ、夏山の始まりを感じました。ただ、残念だったのは時節がちょっと早かったのか、池塘に咲く、ヒツジクサやオゼホウホネが見られなかったことです。それでも遠くの池塘にオゼコウホネ?のつぼみを見つけ幸せな気持ちになりました。三連休ということもあり、尾瀬ヶ原の人出はかなりなもので、生憎の天候でしたが山ノ鼻や鳩待峠は非常な賑わいでした。震災や、鹿害、自然破壊等、ネガティブな話題に事欠きませんが、尾瀬の人気は衰えてないと感じました。見つけたゴミの回収など、自然保全のためできることは、積極的に実施していきたいと思いました。鳩待峠から、バスでホテルSLに移動し、温泉と群馬の郷土料理を堪能し、19時頃予定通り武蔵小杉に到着しました。楽しい企画と安全登山をりードして下さったリーダー諸氏へ感謝申し上げます。ありがとうございました。

燧ヶ岳の残雪

燧ケ岳の急登

尾瀬へ行くのはいつ?今でしょう!!

また、今年も尾瀬に行くことが出来た。尾瀬との長い付き合いの語り尽くせない程の思い出があふれてくる。
痛いほどに輝く夏の陽光に照らされている、濃い緑の山並みの上に真っ白な夏雲を遊ばせている青空の下、果てしなく続く乾いた木道、聞こえてくるのは鳥の鳴き声と遠くで響く蝉時雨か。完璧なシュチエーションに浮かんできたのは「夏がく~れば思い出す・・・♪」やられた・はまってしまったのです。それ以来数え切れない程の尾瀬通いが始まる。
市民登山はもちろんですが、下駄を鳴らしながら木道を歩いた今は亡き友との散策。朝3時起きでの妻との尾瀬沼散歩、長蔵小屋の清水で淹れたコーヒーを沼と燧ヶ岳を飽かずに眺めながら飲んだ至福の時間。あまりにも想い出の詰まった「尾瀬」、確実に私の生き方を変えた「尾瀬」。
7月12日、明日の空模様を心配しつつ、いつものワクワク・ドキドキを感じながら武蔵小杉を出発。小雨の中御池でバスを乗り換え沼山峠へ。今年は事前山行がほとんど出来なかったので妻と相談の上燧ヶ岳登頂を諦め、花を愛でながらの散策コースを選択。峠を下ると何時もこの時期に迎えてくれる華やかな一面オレンジ色のニッコウキスゲの群落が消えていた。あまりの変わり様に目が覚めた。鹿の食害だとのこと。驚くと伴に自然界のバランスの脆弱さを改めて感じさせられた。つい数年前までの当たり前にあった景色をどうしたら復元出来るのか、考えながら歩を進めるうちに尾瀬沼が近づき長蔵小屋手前で小規模なニッコウキスゲの群落が観られ一安心。尾瀬沼ビジターセンターで燧ヶ岳登山組と別れ沼尻へ。沼尻休憩所にてコーヒーで一息いれる。沼尻から白砂田代へと歩を進めながら、白砂田代のほとんど全滅に近かった植生がかなり回復していたのでホットした。関係者の努力に拍手・感謝。尾瀬沼から流れ出す渓流の音を聞きながら森の中を見晴らしの尾瀬小屋へ。早い到着で時間はたっぷり。幸いに天候は小康状態だったので小屋にザックを置いて原の散策へ。只見川源流部を渡り東電小屋へ。ヨーロッッパ風の洒落た造りの山小屋で一度は泊ってみたいと思った。ヨッピ橋を渡り尾瀬ケ原の核心部へ。ニッコウキスゲ・アヤメ・トキ草・サワラン今年も可憐な花々が風に嬲られながら優しく迎えてくれた。池塘に浮かぶオゼコウホネ・ヒツジグサやコバイケソウ・ハクサンチドリ等いつもの花を愛でながらの散策に心が和み癒やされる、心の良薬かと。宿泊した尾瀬小屋ではいつものように大盛り上がりで、最後は蛍狩りでしめた。
7月13日、朝屋根を叩く雨音で目が覚める。かなりの本降り、朝食後お約束の集合写真を撮り帰路に就くが雨中の歩行はつまらない。皆いつもより無口で、滑りやすい木道を慎重に注意しながらもつい早足になっていた。山の鼻で小休止し鳩待峠への最後の登り。連休中とあり入山者が多くすれ違いに注意しながら1時間と少しで峠へ到着。無事故で何より。
今回の最大の収穫は木道で一度も滑って転倒しなかったこと、妻は1度滑ったようだが。
毎回木道が濡れている時は充分に注意をしながらも滑って転倒していたので、反省を踏まえて歩き方を変えてみたら効果てき面。少し自信を回復した。いつもの「スベリ」には効果が・・・・。
 さて、今回の市民登山も指導員の方々及び山行に参加されずに裏方を担われた方々のお力添えで楽しく無事に終える事が出来ました。感謝の気持ちで一杯です。
 山を愛し自然を慈しむ、そんな市民登山参加者の皆様との出会いに想いを馳せながら「また逢う日まで、会える時まで~・・・・・。」
 今回の山行唯一のお土産「尾瀬の清水」で淹れたコーヒーを楽しみつつ筆を置きます。

再会

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