主 催 | 川崎市山岳協会 (指導委員会、自然保護委員会、遭難対策委員会) | ||
日 時 | 2015年9月12日(土)-13日(日) | ||
山 域 | 上越・巻機山 割引沢・ヌクビ沢 | ||
宿 泊 | 石打シーハイルロッジ | ||
集 合 | 上越・巻機山 桜坂駐車場 12日(土)朝5時集合 | ||
行動予定 | ![]() 一日目 前夜発 桜坂駐車場 5時集合 6時行動開始 沢登りコース 割引沢・ヌクビ沢 桜坂-<30分>-割引沢出合-<50分>-ヌクビ沢出合-<120分>-分岐点-<20分>-御機屋-<30分>-巻機山山頂 尾根コース 井戸尾根 桜坂-<80分>-焼松(五合目)-<60分>– 六合目展望台-<90分>-ニセ巻機-<30分>-避難小屋-<40分>-御機屋-<30分>-巻機山 両コースとも下山後 石打シーハイルロッジに移動 夕食後、シーハイルロッジ柿崎氏に巻機山の自然についてお話を伺います。 二日目 自由行動・解散 |
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募集人数 | 20名 | ||
参加資格 | 山岳共済保険等加入の協会会員 沢登は沢用具(ヘルメット,ハーネス,沢靴等)は必携 |
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参加費 | 10,000円 (宿泊+夕朝食) *現地までの交通費、行動食は各自負担 |
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主旨説明 | ![]() 一日目は巻機山を割引沢からヌクビ沢を沢登りしながら技術向上を行い、下山後石打シーハイルロッジのオーナーの柿崎氏より上越の巻機山の自然や保護活動についてお話を伺い、討議します。 本イベントは(公財)川崎市スポーツ協会の企画型事業として申請しております。 新しい企画でもあり各クラブ、役員、委員会メンバーの参加をお願いします。 |
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申込先/締切 | 指導委員会 佐藤健 布田仁 9月3日(木)まで登山届に必要な事項(住所、氏名、年齢、連絡先等)を添えて申込ください。 |
山域 | 巻機山(1967m 井戸尾根)と自然保護研修会(石打シーハイルロッジ) |
日程 | 2015年9月12日(土)-13日(日) |
主催 | 川崎市山岳協会 (指導委員会、自然保護委員会、遭難対策委員会) |
参加 | 6団体24名 (男19名、女5名) 敬称略 *女性 東芝山岳会 3名 矢幡(理事長)、佐藤(指導常任)、小幡 NEC玉川山岳部 5名 清水(遭難対策常任)、菅原(理事)、村上*、三田*、内田* 蛍雪山岳同志会 7名 成川、長谷川(理事)*、井上、大塚、木下、諸橋、野口* 川崎ヨチヨチ山岳会 4名 相良(常任)、斉藤(副理事長)、大村(遭難対策常任、大久保 JFE京浜山岳部 1名 金澤(常任) 川崎山岳会 4名 田中(会長)、岩崎(理事)、礒野、布田(指導常任) |
報告
川崎市スポーツ協会の企画事業として夏山技術研修会を実施ましたので報告します。当初沢登りの技術研修と自然保護研修を実施予定でしたが、台風18号と秋雨前線の影響で9月上旬より長雨となり沢登りを中止し、全員で巻機山を井戸尾根より往復することにしました。参加者23名で市民登山の指導員を想定し、年齢に応じた指導法や準備体操の仕方など実践をまじえ研修しました。事故や怪我などの対処方法、無線機を使った連絡方法などを登りながら考えてもらい、質疑応答しながら登りました。台風一過となり初秋の青空の下、暑くもなく気持ちよく巻機山頂を4-5時間かけ登りました。山頂からは谷川連峰、越後三山、苗場山、妙高など遠くまで見渡せ、地元ガイドの柿崎氏から説明も受けました。360度の景色を楽しんだ後、記念撮影しました。山頂付近の草原は草紅葉になり始め、ナナカマドの赤い実を見ながら慎重に下山しました。
宿泊場所の石打シーハイルロッジでは入浴後、巻機山の自然保護の歴史をオーナーで蛍雪山岳同志会の創設メンバーの柿崎隆氏に話していただきました。湯沢のスキーリゾート開発と清水部落でリゾート開発反対を一人貫いた曇天山荘の主人小野塚忠男氏の話をしていただいた。資料として新潟日報新聞の連載記事(2015年6月)を利用した。自然保護委員長相良氏からは神奈川岳連の自然保護活動へのお礼と巻機山の自然保護活動を丹沢でも役に立ててほしいとの挨拶がありました。研修会後は理事長の乾杯で美味しいお酒と魚沼産コシヒカリと料理をいただきながら、クラブ間の懇親を行いました。翌日クラブごと自由行動とし苗場山、巻機山のヌクビ沢に入渓した参加者もおられたが、特に大きな事故、怪我等はなく無事夏山技術研究会を終了しました。
初めての企画であり全体を通して指導、遭難対策、自然保護合同で実施した。沢登りは実施できなかったが市民登山指導員の養成としては良かったと思います。来年度の市民登山の指導員として活躍を期待します。